2012年12月5日水曜日

自動化は悪とか本気で思ってる人へ

大都会岡山Advent Calendar の5日目です。昨日はは@ryosms さんの記事でした。

ネタは何でもいいという事だったので、昨日の夜、会社からの帰路で
自転車漕ぎながら考えてたことをそのまま文章にします。

仕事の自動化でコンピューターに仕事を奪われちゃう人、
自動化したことで浮いた人を解雇して、人件費抑えて利益アップとか言ってる会社がありますね。
で、言ってる人の大半はネタで言ってると思うのだけど、「自動化は悪」という理屈。
でも本当にそういう理由で仕事を失った人から見たら、本気で自動化は悪と考える人も居るかもしれません。

雇用が減ってて不景気で国が悪いとかそういうのは置いておきます。
自分が出来る事を考えましょう。

自分がやってる仕事で何が自動化出来るのか、自動化されてしまうのか。
そこから把握しましょう。すでにコンピューターに任せれば人手なんて掛からない仕事をしているのかどうか、それを知らないといけません。
自動化されてしまうのか判断が付かないということは、コンピューターの知識が無いからだと思うのですが
そこは勉強するしかありません。自分で自動化出来るようになるほどの知識が必要なのではなく
自動化が可能かどうか知ることが大事です。
「書類整理 自動化」とか、なにか自分がやっている仕事と自動化というキーワードでググりまくるのも手かもしれないです。
こうやってアンテナを張ってにわか知識を詰め込んでいくうちに、自動化されなさそうな仕事もまた分かってくるでしょう。
こういう情報に敏感になるべきです。
仮に自分が今やっているすべての作業が自動化されてしまうものばかりだったとします。
そこで絶望しても仕方ないので、それ以外の仕事が出来るような知識なり技能なりを見つけないといけません。
でも、目の前の仕事が忙しくてそんな勉強が出来る時間は無いかもしれません。
(忙しさを理由に勉強しない人は、暇が出来ても勉強しないと思うのですが、まぁそれも置いておきます)
時間を作るにはどうすればいいか。
自ら会社に、自分が今やっている作業は自動化出来ることが多いので、自動化してくれと頼みましょう。
それによって空く時間で、勉強をしたいということも申し出ます。
他にも価値があることをやれるようになるしかないわけです。
ちなみにこういう意識転換をせずに、根性で今の倍働いて成果を出そうとする人がいますが
それはまったくの間違いです。
最高でも成果は倍にしかなりませんし、そのうち死んでしまいます。
死ななかったとしても、残るのは倍働いていた時間で得た成果だけで、個人として何か価値が増えたわけではないです。
自分を変えるというのは、そういう事ではないです。
AWSのオンデマンドインスタンスの様に使われて、要らなくなったらポイされないように。

楽をする為の努力は大変です。大変だから、ただ単に長く働くという楽な選択肢に逃げています。
でも長く働いて辛い思いをしているので、自分が逃げていることに気づいていないのではないですか?
自分が頑張っていると思い込んでいるそのやりかたが、じつは楽だから逃げているだけじゃないかどうか
考えましょう。

「時代の変化を感じ取り、自分と会社を変える」というのは、こういうことだと思います。

明日は@kazuhisa1976 さんです。楽しみですね。

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